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マージンコールの計算方法と用語集

マージンコールとレバレッジの計算方法〜入門編

FXでのロスカット管理のための基礎用語と計算方法を解説します。
外為では独特の計算方法を用います。私も一緒に勉強しながら整理しています。
まずは基礎用語から。

口座純資産 Equity

口座の純資産額です。取引をしてないときは口座の現金総額と なります。
純資産額 = 現金残高 + ポジションの(含み)収益 − ポジションの(含み)損失 。

必要証拠金 Minimum Required Margin

ポジションを1ロット売買するために必要な証拠金です。
必要証拠金 = 売買価格 * ロット数(取引単位) * マージン率
Minimum Margin Requirement = Current Price x Units Traded x Margin
レバレッジが200倍と仮定すると、ミニ口座で、
USD/JPYを¥100.00とすると、
¥100.00 * 1ロット(10000取引単位) *マージン率(1/200) = ¥5,000
が最低必要証拠金です。

利用証拠金 Used Margin

全てポジションを持つために使用した必要証拠金の合計です。 利用済み証拠金です。

利用可能証拠金 Usable Margin

取引に使える証拠金の合計です。
利用可能証拠金 = 口座の純資産額 − 利用証拠金
Usable Marin = Equity - Used Margin

マージンコール Margin Call

利用者保護のため、ある一定額にまで損失が膨らんだ場合に証 券会社によりポジションを強制的に決済されることです。
強制ロスカットとも言います。強制決済される条件はFX会社により様々ですが、原則全てのポジションが決済されます。
ZuluTradeのマージンコールの条件は提携FX会社のルールと同じになります。
マージンコールの考え方・計算方法について例を以下に紹介します。


マージンコール (強制ロスカット)の考え方・計算方法の例

10万円を口座に入金してミニ口座で取引を始める場合で計算してみましょう。
わかりやすくするためスプレッドをゼロとして極端な例で計算しています。

    (1)USD/JPYを¥100で1ロット買った場合は、
    利用証拠金は ¥100 * 1ロット(10,000) * レバレッジ率(1/200) = ¥5000 となります。
       利用可能証拠金は純資産から利用証拠金を差し引いて、¥95,000となります。 

 口座純資産
 Equity
 利用証拠金
  Used Margin
 利用可能証拠金
 Usable Margin
¥100,000 ¥5,000 ¥95,000

  (2)どんどん同じ金額でポジションを買って、10ロットまで保有したとします。
     利用証拠金は ¥100 * 10ロット(100,000取引単位) * レバレッジ率(1/200) =  ¥50,000
 口座純資産  利用証拠金  利用可能証拠金
¥100,000 ¥50,000 ¥50,000

    これだけポジションを建てていると、取引価格が¥0.1上昇しただけで¥10,000の利益ですが、
    逆に¥0.1下がった場合は ¥10,000の損失となります。
    では、マージンコールが発生する時点はいつでしょうか?次の例をご覧ください。

  (3)一般的にマージンコールは、ポジションが値下がりし、利用可能証拠金がゼロとなる状態で発動します。※
     口座純資産 − 利用証拠金 − 損失額(ロット数*下げ価格)  = 0 となる場合です。
     今回は 10ロット(100,000取引単位) 保有していますから、
     価格が¥0.5 下がった時点で利用可能証拠金がゼロとなり、マージンコールとなります。      
     口座純資産 ¥50,000 - 1ロット(100,000取引単位) * 下げ価格¥0.5 = 0

 口座純資産  利用証拠金  利用可能証拠金
¥50,000 ¥50,000 ¥0
     

   (4)マージンコールが発動すると、全てのポジションが強制決済され、含み損が損失として確定します。
     10万円あった口座残高が5万円となってしまいました。
     利用証拠金が口座残高として戻されるので、利用可能証拠金として使えるようになります。
 口座資産  利用証拠金  利用可能証拠金
¥50,000 ¥0 ¥50,000
     急激な下落時にマージンコールの時点での価格で取引が成立しないと、さらにマイナスになることもあります。

   どうでしょう、USD/JPYで ¥0.5というと1日で十分に増減する金額です。早ければ1時間ぐらいで動きます。
  わずか1時間で5万円のマイナス。とても大きいですね。
  為替は一方的にプラスに動くのではなくプラスマイナスしながら動くので、一時的にマイナス¥0.5となり、
  その後、大きくプラスに転じるような場合も多いです。
  そのときに強制ロスカットされているとプラス収支を得ることができずチャンスを生かすことができません。
  ポジションを保有している期間中に強制ロスカットされないように管理することが重要です。

  (5)さて、スプレッドを考慮するとどうなるでしょう。
     実際の取引ではスプレッドがあります。売値と買値の差でFX会社の手数料に相当する部分です。
     例えば、USD/JPYの場合で、0.04pipsがスプレッドとすると、¥0.04 (2009/10時点)がスプレッドです。
     つまり、上記の例だとポジション保持したときの価格から¥0.46 下落するとマージンコールとなります。
     スプレッドはFX会社や取引通貨、国際情勢などで変動します。

  (6)さらに、マージンコールが利用可能証拠金が利用証拠金の10%となった段階で発動と仮定すると。
      以下の状態でマージンコール発動となります。
 口座資産  利用証拠金  利用可能証拠金
¥55,000 ¥50,000 ¥5,000
     上記のUSD/JPYの例だとスプレッドを加味して¥0.41下がった時点でマージンコールとなります。
     より早い段階でマージンコールがかかるのは利用者保護のためで追証が発生するリスクを抑えることができます。
    
 

マージンコールされないためのリスク管理

  ポジションを保有している期間中に価格がどこまで下がるかを想定し、ロスカットされないように管理します。
  そのためにできることは、

  (1)ポジション保有期間中に最大でどの程度下がる可能性があるかを想定する。
      ・その通貨の過去の最大暴騰率、最低価格を参考にする。
      ・ZuluTradeではシグナルプロバイダーの最大ドローダウン(Max DD)およびドローダウン率が参考になります。
      そのプロバイダーがポジションを持っていたときの最大の下落価格(pips)と下落率となりますので、
      どの程度下落すると損切りするプロバイダーかの参考になります。
       
  (2)下落価格を想定したら、その価格まで下がっても利用可能証拠金がゼロにならないように管理設定する。
      ・ロット数の上限を設定する。
      ・口座純資資産を増やす。(入金する)
     ZuluTradeではポジションが自動売買で増減しますので、ロット数の上限を設定することは重要です。
  
  (3)上記の想定を各通貨ごとに行います。想定外の通貨は取引しないよう上限ロット数をゼロにします。
     ZuluTradeではいつ・どの通貨が・どの価格で取引されるか判りませんので、余裕をもった想定が大事です。
     Margin Call -o- Meterは1つの参考になります。50〜70%前後が望ましいです。
     儲けに積極的な人は多めにリスクをとってMargin Call -o- Meterを100%以下を目安にしているようです。
           
  マージンコールを避けるのは、含み損の状態で損失を確定させないでいれば、
  いつか価格が戻ってプラス収支になるということが前提です。(これはもちろん正解です)
  しかし、サブプライムのリーマンショックのように30%を超える大きな下落になった場合、
  元の価格にまで戻り、さらにプラス収支となるには長い期間がかかることになります。
  資金に余裕があればじっと待てますし、ナンピンもできるので早い段階でプラスにすることができます。
  逆に資金に余裕がなければ、塩漬けさせないよう早い段階で損切りして最小限の損失で確定させ、
  残りの資金を使ってどんどん自動取引をし、収益を上げるほうが資本の回転効率が良いと思います。
  私は小額投資なのでマージンコールを受けないように、ロット数の上限と取引通貨の設定をし、
  また、塩漬けしないように各通貨とも早めの損切り設定をしています。